目的

予後の改善・再発防止のために、継続したリハビリを実施すること

プログラムの内容

リアルタイムで必要な患者情報の共有を実施

プログラムの運用においては、クラウド型EHR（Electric Health Record：医療機関同士で医療情報を共有する仕組み）ネットワークの構築を目的に、クラウド型の情報共有ツールであるバイタルリンク（帝人ファーマ㈱）を活用。
各職種が患者個人の基礎情報をそれぞれ登録・共有し、ツール内のチャット機能を使って多職種間でリアルタイムな情報共有を行うことで、不足している情報の再提供や心身の状況の確認など、双方向での情報のやり取りを実現。

事前の情報登録・共有すべき項目の統一

チャット機能

回復期・維持期は急性期に対して、診療上の注意点を求めている。

急性期は、再入院時の情報入手に役立つものと考えられる（現在はそこまでの実績はまだないが）。

チャットに参加する職種としては、リハ職・医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・MSWの順に多い傾向がある。

※共有する情報

  • 患者の基礎情報（医学的管理計画や栄養、必要なリハビリ・運動量への注意点等）を事前に共有
  • また、患者の状態変化にも対応するため、リアルタイムでアドバイスを求められるようチャット機能も活用

⇒それらにより、円滑な情報共有体制のもと、一気通貫のリハビリの実現に繋げている。

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